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那覇一文字のイシガキダイ釣り
 沖縄県の那覇市那覇一文字防波堤でイシガキダイの大型が釣れているという情報を耳にして試してみることにした。釣り場は那覇市の安謝(あじゃ)新港の沖にある那覇一文字防波堤である。この防波堤は北旧堤と北新堤(大型のテトラで繋がっているが行き来はできない)と中央防波堤、南防波堤からなっており、それぞれが2,3kmもある巨大な防波堤である。防波堤の表側のほとんどは4,5mもある巨大なテトラが入れられているので釣りにはならず、この防波堤の釣り場は裏側に限られる。

 防波堤への渡船は安謝新港から大洋レジャーセンターと丸沖つりぐの2つの渡船屋が渡している。一番近い北旧堤まで10分程で着きそこと中央防波堤までの渡しは1,500円で南防波堤までは距離があるため、約30分、2,000円である。渡船というよりも定期海上バスのような感じで約1時間置きに朝5時から夕方5時までピストン輸送している。


北新堤より中央防波堤を望む       中央防波堤が一番長く延々と続いている感じ


北新堤の表(外海)側             北新堤の裏側(はるか向こうに旧堤がある)


小屋(新堤の北の端にある)            渡船の港の地続きの防波堤(西州=イリジマ)でも釣れる


釣れるイシガキダイのサイズ
 私はまだ1、2kgクラスしか釣ったことがないがこの防波堤で釣れた記録魚は71cm、8.8kgである。過去にこの釣りが流行る前に外道で釣れた90cmオーバー、12.5kgという未公認記録もある。他の人が釣った魚で私が実際に見た最大の魚は70cm、6.7kgであった。この釣りが流行りだしたころは5,6kgクラスが良く釣れていたそうだが最近では大型の話はとんと聞かない。もともとこの海域に沢山居る魚ではなく大型は釣り切ってしまったのだろうか?

外道
一時期異常発生していてハリセンボン(最大10kg)が一番餌取りとして多い。その他にブダイ類(0.6〜5kg),ハマフエフキ(〜4kg)、モンガラカワハギ(〜5kg)ナポレオンフィッシュ(最大14kg)を含むモチノウオ科のベラ類などもいる。

ハリセンボン                        ミツバモチノウオ


ナガブダイ(♂)                      ナガブダイ(♀)


キヘリモンガラ                       サザナミフグ


ナンヨウブダイ                       ヨコシマクロダイ


エピソード1
 私がいつものように北新堤で竿を出していると顔見知りの人が来てとなりでミーバイ(大型のハタ)狙いを始めた。その人と話をしているときがまクエインパルスがガブリ出した。慌ててその方がリールを巻き始めると巨大なウツボが顔を出した。ワイヤーを手に食い込ませながらなんとか二人がかりで防波堤の上に引き上げたが手尺でもゆうに1.3m以上あり、体高も20cm以上あった。その方はなんとそのウツボを持って帰って重さを計ったところ、10kgを超えていたそうであった。後で図鑑で調べてみたらドクウツボという種類であった。


エピソード2
 テトラが切れているポイントに陸ヤドカリを餌に付けて足元に垂らしていた竿がいきなりものすごい勢いで突っ込んでこれ以上曲がりきれないだろうと思うくらいリールシートの直ぐ上辺りから曲がってリールのドラグが滑ってすごい勢いで道糸が出ていく。当たりが凄過ぎて恐怖を感じ竿に触れないでいるとその内、道糸の出が止まり、竿先が戻ってきた。「切られたのだろうか?」と思い仕掛けを回収してみると無傷で餌だけがなくなっていた。どうやらすっぽ抜けたようである。針先がねむったタマミ針を使用していたせいだろうか?何がかかったか全く分からないがかなりのサイズであったことがうかがわれる。

エピソード3
 前回エピソード2での強烈な当たりの印象が忘れられず同じポイントに今度はワタリガニを餌に付けて足元に垂らしていた。その内、竿の穂先が「ツンツン」と当たった後、軽く1mほど入った。「何か掛かったか?」と竿に近寄ろうとしたら、その瞬間もの凄い勢いで竿が海面に突っ込み竿は言葉通りにリールシートの上から曲がり、防波堤の壁にへばりつくように折れそうなくらい曲がって恐ろしい勢いでドラグが滑って道糸が出て行く。恐ろしくてしばらく竿を掴めないでいたが少し道糸の出がゆるくなったところで竿を掴んだ瞬間、20m程沖の海面に軽く2mを超えた人間の胴回りほどもあるサメがジャンプした(推定100kgはあったと思われる)。その瞬間仕掛けが切れたようで竿が軽くなった。仕掛けを回収してみるとハリスワイヤーが切られていてチタン製のピトン足が曲げられてしまった。となりで一緒にイシガキダイを狙っていた人とその様子を見て顔を見合わせ、しばらく何もできずに呆然としていた。


エピソード4
 新しくできた防波堤で初めて竿を出した。ポイントも良く分からないので段になっている上側と下側に4,5m離して仕掛けを入れておいた。しかし、餌取りがほとんどない。たまにあっても小さな当たりで、ウニの芯掛けも少しだけかじられる程度であった。うねりが強く仕掛けが左側に流され根掛りが頻発した。「このポイント選択は失敗であったか?」と思いながら仕掛けを打ち返すがほとんど当たりらしい当たりはなかった。
 AM10:00頃、サザエの白身部分3個掛けを入れてしばらくすると時々「コツコツ」と餌取りらしき当たりが断続的にあり、しばらくその状態が続いていたがそのうち竿が容赦なく一気に真下に突っ込んだ。
 ものすごい入り方で竿はリールシートの真上から曲がりきり、5mほど真下の海面に突っ込んでぎしぎしきしんでいる。竿に駆け寄る少しの間、ピトンで持ちこたえていたがその内「バキッ」となにかが壊れる音がして小さな何かが後ろの方に飛んでいった。
 その直後にピトンが支えを失って竿が下の写真の状態になって防波堤の角に思いっきり強く叩きつけられた。同時に魚が左に横走りを始め、竿が防波堤の角に「ガガガッ」と削られていく。「やばい!竿が折れる!」と慌てて竿を掴むが防波堤の角から竿を浮かすのがやっとで立てられる状態ではない。
 少しの間、綱引き状態で耐えていたがそのうち「プツン」という感触があり軽くなってしまった。「あー切れてしまった。」と仕掛けを回収してみるとハリスワイヤーがはち切れていた。一体何が起こったんだとピトンを確認してみるとピトンの角度調節用部分の溶接箇所からもぎ取られていた。おまけに横走りのせいでピトンの胴体部分は左にそり返り、ピトンの足はネジ元から前方に折れ曲がっていた。その後しばらくはあっけにとられて何もする気がおきず呆然としていた。



釣果日記

2002年1月4日(那覇一文字 北新提)

2002年1月5日(那覇一文字 北新提)

2002年8月10日(那覇一文字 北新提)


2005年1月7日(那覇一文字 中央防波堤 赤灯台)

2007年12月29日(那覇一文字 中央防波堤 赤灯台)

2008年12月25日(那覇一文字 北新堤)

2010年12月24日(那覇一文字 中央防波堤 赤灯台)


2014年1月5日(那覇一文字 中央防波堤 赤灯台テトラ)

2014年12月27日(那覇一文字 新堤2番)


2015年1月5日(那覇一文字 新堤2番)

2016年12月31日(那覇一文字 新堤2番)

2017年1月3日(那覇一文字 新堤2番)