釣り人は底が知りたい!伊豆下田篇

にっぽん夢紀行 伊豆(下田編)




沖縄の石鯛釣り
 夏休みや正月休みにイシガキダイを釣りに行きます。


 
カニ、ヤドカリ、ジンガサ、サザエなども使われますが、殆どがシラガウニです。このウニは大潮の干潮時に海に入って採取しますので餌が確保できるかがこの釣りにとってはとても重要です。波打ち際から数百メートルも先のリーフの先端まで歩いていき、10kg、20kgと採取して戻ってくるのは大変な作業です。このウニはイシガキダイ釣りが流行る前は誰も見向きもしなかったためリーフのあちらこちらにうじゃうじゃいたものだが、最近では取り尽くされてしまってほとんどいなくなってしまった。沖縄本島の中南部の海岸の徒歩で行ける場所のウニは殆ど見かけなくなってしまった。代替の餌を考えなければいけなくなる時が来るかもしれない。

アフリカマイマイの殻に入っている陸ヤドカリ       シラガウニ



食用になるシラヒゲウニ         沖縄のトコブシ殻が小さくて身がはみ出している


シラガウニ 二種類います。


ウニ餌の確保が大変なのでウニを何とか生かせないか試みてみた。

120リットルのポリ容器と浄水器を購入     観賞魚水槽用のブクブクを購入


海水を100リットル以上汲めるようにポリタンクを購入した。結果的に3回海に海水を汲みに行った。大変な重労働であった。


180個以上のウニを生かしてみる


酸素供給も十分のつもりだったが、水がどんどん濁ってきて次々とウニが死んでいった。活きている固体は10日以上活きていたが10数個しか残っていなかった。さらなる試行錯誤が必要である。

仕掛け
テトラの穴釣りが主体なので瀬ズレに強いようにかなりの太仕掛けである。
竿 ダイコープレシオ540H、ダイワ絶海525MH、ダイコーフルフィールド540H、がまかつTSギガシス525H
リール シーライン石鯛X40、シーラインHSD40
ピトン 沖縄の防波堤にはいたるところに2分(W1/2)のアンカーボルトが埋め込まれているのでピトンの支柱にネジ溝を切ったものを特注して使用する。
道糸 PE30号(サンラインディープワン、パワーハンター等)
瀬ズレ&ハリス 瀬ズレ:7本撚りワイヤー34番、ハリス7本撚りか19本撚りワイヤー37番、36番
20号〜40号
石鯛針15,16、17、18号
仕掛例 竿側から、道糸(PE30号)→サルカン(2/0)→瀬ズレワイヤー(34番2m)→誘導錘(40号)→パール玉→コークスクリューサルカン2/0
ハリスワイヤー37、36番30cm→石鯛針15、16、17、18号 ※首振り結びか固定結び

アンカーボルトにピトンを固定             PE30号 太いので100mほどしか巻けない



瀬ズレワイヤー                      ウニの芯掛けと丸掛け、ワタリガニの半身掛け


釣り場
磯もあるのですが沖縄の荒磯は西海岸もしくは北部に偏っていて近くには手ごろな磯がありません。そこでイシガキダイの狙える主な釣り場は大型のテトラの入った水深のある防波堤が主です。

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