2007年釣後記
12/9(日)
今日もヒナダンへ行った。昨日よりもウネリが大きく昨日竿を出していた場所ば潮がときどき被っている。
先客の上物師の邪魔にならないように右側に竿を出した。餌取りもあまりなく、ウネリもあるので何か掛かってきそうな雰囲気である。
いつもここでは思いっきり遠投していたが変化が無いのでヒョイ投げで5,60mの場所に投げてみた。
すると直ぐに当たりがあり、ゆっくり竿先が30cmほど入って止まってしばらくしたら戻る。
また、しばらくしたら入るを繰り返す。上げてみると50cmほどのウツボが掛かっていた。
その後同サイズのウツボを追加して、その他にも仕掛けが何度かグチャグチャにされて餌もなくなり終了。
話は変わるが、今日スーパーに行ってみると昨日私がリリースしたカサゴより小さいやつが680円で売っていた。そんなに価値のある魚なのだろうか?
12/8(土)
今日も懲りずにヒナダンへ行った。予報では波0.5mということであったが、行ってみると結構ウネリがありいい感じである。
ヤドカリを餌に付けて投げるがいつものような餌取りがない。一時間ぐらい置いてあった餌も無傷で上がってきた。
普通、石鯛釣りは餌取りがあるポイントへ仕掛けを入れろと言われるが、私にとっては頻繁に打ち返す必要がないのでラッキーだと思った。
素針のまま仕掛けを入れておく確率が低くなって逆に本命が釣れる可能性が高まる気がした。
AM7:00頃、30cmほど竿先を引き込むような当たりが何度かあるが戻ってしまう。
何か着いていそうだったので仕掛けを上げてみると、先々週と同じくカサゴがぶら下がってきた。
前回こいつをおかずにしようと持ち帰ったためか(カサゴの呪いがかかってしまい)体調を崩してしまったので今回はリリースした。
AM7:30以降は先々週同様餌取りが出てきてカワハギ狙いの釣り人にも次々とカワハギが掛かってきた。
AM9:30に餌が無くなり撤収。もう石鯛はいないのだろうか...
12/2(日)
今週は体調を崩してしまい、超音波検査、CTスキャン、胃カメラ、大腸内視鏡検査とフルコースを体験してしまい、その結果安静にしていなくてはならず釣りにいけませんでした。
11/24(土)
ヒナダンに行った。流石に上物の天国で周りは上物釣り師だらけで肩身がせまい。
めげずに打ち返していると、餌取りのような前当たりのあと「グイッ」と竿先が50cm程入った。
「おっ久ぶりに石鯛か?」と思ったがそれ以上曲がらない。
それでも曲がったまま止まっているので竿を掴んでリールを巻き始めた。
何か付いているような重量感がかすかにあるが何も付いていないような気もする軽さである。
付いているのか付いていないのか分からないまま近くまで巻いてくると「クンッ」と一回動いた。
やはり何か付いているなと思いながら足元まで巻いてくるとカサゴが付いていた。
それ以降もいい餌取りの当たりはあるもののは何も釣れず撤収。
11/18(日)
今日は南西風が強く海が荒れると思ってホテル下あたりでちょっと竿でも出す程度にしておくかと行って見ると、
駐車場は一杯で車を止めるとこもなく釣りを準備している人も沢山いたので長津呂はダメだと思い、急遽メガネに行くことにした。
しかし、いつも駐車しているところは市民マラソンでパイロンが置かれていたので山口釣り具の前の駐車場に車を止めて山越えをしてメガネに行った。
磯に行くと突風に近い南風が吹いていた。よろけながら竿を準備して釣りを開始。
強風で竿先は曲がりっぱなしで当たりは分からないものの餌取りは激しく、10分程置いただけでも仕掛けは素針で戻ってきてしまう。
ヤドカリを2つ向かい合わせに付け、輪ゴムでぐるぐるに縛っても素針で返ってきてしまう。
8時過ぎまで釣りをしたが風が強くまともに釣りもできなくなってやる気が失せて撤収。
駐車場に行ってみると、市民マラソンの人で一杯で車が二重、三重に駐車されていた。
「ヤバイ!出れなくなる」と思ってあわてて車のところに駆け寄ると自分の車の後ろにも駐車されていた。
「遅かったか...どうしよう」と思いながら近寄ると後ろの車の中で人が動くのが見えた。
「ああよかった。運転手は乗っていたか」と安心して後ろの車の持ち主に移動してくれるよう頼んで駐車場から出ることができた。
あと30分ほど帰りが遅ければマラソンが始まって交通規制がかかりしばらく島から出られなくなっていたかもしれない。強風に感謝!?
11/17(土)
今日はとても寒くなるという予報だったので今シーズン初で防寒着を着た。メガネに行く予定だったが三浦の市民マラソンがあるのか駐車場にパイロンが置かれていて駐車できない。しかたないので展望台下に行くことにした。駐車場で釣友と偶然出くわして一緒に展望台下へ向かった。東に入ったが海は水が澄んでいてベタナギ気味。陸上はかなり寒くて手もかじかむほどだが、海中は水温もまだ20℃ほどあるので餌取りが激しいすぎて今日も勝負にならず玉砕。
11/10(土)
北北東風が強く潮が高いのでどこに行こうか迷った挙句、オネガマに入った。風向きは後ろからだが時々突風じみた風が吹くし雨も降ってやりずらい。仕掛けを入れると直ぐに竿先にツンツンと餌取りの当たりが出るが本命らしき当たりはなく直ぐに餌が取られてしまう。 今日はうねりはあったがそんなに荒れている状態でもなかったのに異常に根掛かりが激しかった。今は高価になってしまった錘を11個もなくし仕掛けも6,7セットもなくしてしまった。今日も雨に打たれびしょ濡れになりながらボウズでとぼとぼと撤収した。最近景気のいい報告ができなくて申し訳ありません。
11/4(日)
昨日の餌取りの猛攻を教訓に松輪でサザエを買ってオネガマにいった。今日も水は澄んでいたが少しうねりがあった。風は北東風で昨日より寒い。仕掛けを投げるとカワハギがいるのか直ぐにゴツゴツとしたいい当たり。仕掛けを上げると赤みしか残っていない。この状態が納竿時まで続き今日も結果が得られずすごすごと撤収。石鯛釣りてー!
11/3(土)
最近やけに夜明けが遅い、いつもより30分遅く自宅を出てメガネに行った。海は水も澄み切ってベタナギ、ド干潮でゆるやかな北西風。釣り日和過ぎて釣果の期待が薄らぐ。一投目から竿先が動く餌取りの当たり。終始激しい餌取りでヤドカリを使っていたが全部素バリで帰ってきた。9時までやってボウスで撤収。
10/27(土)
南西風の予報と台風が近づいているのでうねりが入っていると思いホテル下に行ってみた。
ところが行ってみると海はベタナギに近く風は北風で雨も降っていて正面から当たってくる。
ヒナダンや猪子裏に移動しようかと考えたが、台風が近づくにつれ風向きが変わると考えそのまま釣りを続けることにした。朝5時頃ポイントに着いたが天気も悪いこともあってなかなか明るくならない。これからは出発をもう30分遅くしてもいいかもと感じた。
朝薄暗いうちの一投目、竿先が餌取りとは違った大きな動きをしていた。しばらくその当たりが続いたがそのうち止まってしまった。仕掛けを上げて見るとヤドカリの尻尾だけ取られて何故か錘がステイトの途中から切れてなくなっていた。「なんだろう?」と同じ場所に投げてみると今度は勢いのいい餌取りらしき当たり。その後は餌取りの当たりばかりとなり、雨風強くなってきたので餌を頻繁に打ち返し消化してAM8:30に撤収。結局全然風向きは変わらず、正面から雨風を受け続け、びしょ濡れの釣りとなってしまった。
10/21(日)
今日は北東風が強そうだったので釣友と2人で展望台下に行ってみた。
安房崎には2つほどライトが動いているのが見えたので表磯に回ってみると東にもライトが見えた。
仕方なく2人でオネガマに入って釣友に通常の場所で竿を出してもらい、私は右側と左側に竿を出した。
海の状況は昨日よりも若干うねりが大きくなっている感じであったが潮は全く動いていない。
明け方までは北風が吹いていたが明るくなると段段弱くなって釣り易くなった。
今日もヤドカリを使っていたが、餌取りは相変わらず激しくて素針で戻って来るので輪ゴムで強く縛って打ち返していた。
一度だけいい感じの当たりがあって「入るか?」と思ったがウツボのような竿先がバタバタ動くだけで止まってしまった。
しばらくして仕掛けを上げてみると根掛かりしていて大きくあおると仕掛けから切れてしまった。
今日は思ったよりも根掛かりが多くて仕掛けを4、5個ほどなくしてしまった。
結局今日もボウズでした。今年はもう魚の引きを味わうことはできないのだろうか?
10/20(土)
今日は6時頃から風が南に変わるという天気予報を信じてメガネに行った。
朝ポイントに着くと誰も磯にはいない。風は北西でメガネの高はその風だと追い風になるので高に入ることにした。
潮の状況は長潮でAM5時頃が干潮ということで潮は低かったが若干うねりがあり、潮が動いている感じがした。
今日もヤドカリ餌で挑んだが餌取りが激しく忙しい釣りになりそうであった。
すっかり明るくなったAM6頃、知人の石鯛師がやってきて右の低い磯に入った。
その頃には北西風も止んで予報とは異なり無風状態で釣りやすくなっていた。
その石鯛師が2投目を投げて私のところに朝飯を持ってやってきた。
少し話をしていたAM6:40頃、「おっ入った!」という声がしたので知人の竿を見ると突っ込んでいた。
知人が竿に駆け寄っていくと竿は「スーッ」と戻ってしまった。「あーっ離したか?!」と様子を見ていると「グイッグイッ」と動いてまた突っ込んだ。
すかさず知人は竿を掴みあおってやり取りに入った。何度か引っかかったものの足元まで寄せて来ることができた。
やり取りをしているときはもっと大きいかと思ったが典型的な秋の小型の痩せた石鯛であった。
人の釣った魚ではあったが久ぶりに竿が入る光景を見ることができ、魚体も見ることができたのでうれしかった。
一方、私の方はと言うと撤収時間まで激しい餌取りの攻撃で手返しを頻繁に行ったものの玉砕してしまった。
10/14(日)
今日は展望台下に行ってみた。北風を避けるため、オネガマに入ろうと思っていたが磯に行ってみるとオネガマにライトが2つ動いているのが見えた。
「残念!先客がいたか」とガッカリしたがそれでも東が空いていたのでそこで竿を出すことにした。昨日と同じ様に水は澄んでいてベタナギであった。
AM5:30にヤドカリを付けて1投目の仕掛けを投げ入れた。しかし、20分と待たずに最初に投入した位置が気に入らなかったので仕掛けを上げてみるとそれまで竿先は全く動かなかったのに素針になっていた。他の竿も上げてみるとヤドカリが跡形もない。「今日も忙しい釣りになりそうだな」と思いつつ2投目を投げ入れた。
今日はヤドカリをを30個も買ってきていたので手返しを早くして繰り返し投げ入れていたがあまりにも餌取りが激しい。途中からヤドカリを輪ゴムでグルグルに巻いてみたがやはり輪ゴムごと跡形もなくなってしまう。10時過ぎまで粘ったのだが、石鯛らしき当たりはなかった。石鯛君姿見せてくれー!
10/13(土)
今日は知人が来るということなので久ぶりにメガネに行って見た。朝6時ごろが満潮なので潮が高い場合を見越してサンダルも持って行った。行ってみると先週と変わって水は澄んでいる。潮は高かったがベタナギで波が無かったのでなんとか渡れた。磯には誰もいなかったので高に荷物を持っていき準備を始めた。少し北東風が吹いているのが気になる。風が吹くとかなり肌寒い。水温が下がってないといいが...
AM5:30にヤドカリを付けて1投目の仕掛けを投げ入れた。その後、30分ほど放っておいて上げてみると竿先は全然動かなかったのに素針になっている。他の竿も上げてみるとヤドカリの頭は残っているがお尻がなくなっていた。今日は餌取りが激しそうだなと思って先週使いきれなくて冷凍していたサザエを付けて投げ入れてみた。さらに30分ほどして上げてみると赤身の部分は残っているが柔らかい部分は食われていた。
1投目を投げ入れているときにようやく知人が来て右の磯に竿を出した。2人でおしゃべりをしながら30分毎に打ち返していたが、竿先は動くこともなく餌が取られていく状態を繰り返しながら9:00頃まで釣りをしたが何も釣果がなく撤収した。
10/7(日)
今日も展望台下へ通じる駐車場に行くと昨日とは打って変わって車が一杯であった。Uターンするスペースも空けずに駐車しているのでバックして戻るしかなかった。駐車場で団子釣りをするという夫婦の釣り人と会って一緒に磯に向かったが、その方達は荷物まとめも悪く普通のシューズでしかもほとんど見えない薄暗いライトしか持っていなかったので彼らの足元を照らしてあげながら磯に行ったので水ッ垂れ裏に着くまでにもいつもの倍以上の時間がかかってしまった。
磯に行くと昨日よりもうねりが大きくなっていた。「表でできる箇所といったらオネガマぐらいのものか?」行ってみるとオネガマも波が上がったのか大部分が濡れていた。しばらく様子を見て安全と思える場所に道具を置き釣りの準備を始めた。
ピトンを打っている時に誰かが来た。こんな大荒れで表に来るなんて誰だろう?と薄暗い中よく見てみると昨日もオネガマに来ていた釣友であった。話を聞くと最初メガネに向かったが波でグチャグチャ状態でやる気がしなかったから展望台下まで回ってきたのだそうだ。「オネガマで一緒に竿出しますか?」と誘ったが「東でやってみる!」と言って東に向かった。
お互いに竿を出し終わった頃、地鳴りのような音がしたので海を見ると今までとは違う極端に大きな波が3,4発連続でくるのが見えた。その波を見たとき恐ろしくなって直ぐに持てる荷物を持って磯の後方に急いで移動し過ぎ去るのを待った。大波が襲った時、私の竿は一本下から突き上げられてピトンから外れてしまい、磯に倒れて尻手ロープでなんとかぶら下がっている状態となってしまった。
東の釣友は大丈夫だろうか?波が来る直前、私が叫んだとき、荷物を後ろに移動する姿が見えたのだがその後は岩に隠れて見えなかった。大波が通り過ぎた後、急いで竿をピトンへ掛け直して釣友の方を確認すると磯の後方に残りの荷物を移動している姿が見えたので安心した。「被った?」と大声で訪ねると。両手でバツのジャスチャーをしている。何か被害があったのか?落ち着いてからその釣友がバケツを持ってやってきた。「バケツごと餌とハサミを流された。餌を分けてくれ!」と言って来た、1kgほど私のサザエを分けると「今日は表は無理だ!と言って水ッ垂れに移動していった。
大波が時々襲ってくる中、なんとか9時近くまで続けたが餌取りがほとんどなく、道糸に木の枝や海草が掛かって大波が来ると竿が折れそうなくらい曲げられる。意外と根掛かりは少なかったが掛かると仕掛けごと切れてしまう。餌は1kg近く余っていたが、餌取りもほとんどなく釣れる気がしなかったので竿を折られる前に撤収を始めた。
道具を撤収しているとき、前日南伊豆の荒神に行っていた地元の石鯛師が様子を見にやってきた。昨日はウツボ2本の釣果しかなかったそうで今日こんなに荒れるとは思っていなかったそうだ。しばらく「最近釣れないね」という風な話をしながら道具を片付けて一緒に駐車場に戻った。後半は日差しが強くかなり暑くなった。
10/6(土)
南にある台風の影響なのだろうか?展望台下にいくと思ったよりもうねりがあった。オネガマには釣友がすでに入っており、本日同行の連れが東に入るそうなので安房崎に行った。 結構ウネリがあり、灯台裏に隠れながら竿を出した、
潮見の釣り人が何か竿を曲げている。見ているとなかかな型がよさそうでてこずっている。しばらくタモを片手にすったもんだしていたらスッポ抜けてしまった。そしたらまた掛けた。今度は取り込んだ。何を釣ったか聞きにいくとイナダとのこと。最近潮見にイナダが回ってきていてカゴ釣りばかりでなくフカセでも釣れるらしい。「いいなー」と思いつつも、俺は石鯛命浮気をしてはいけないと思いながら安房崎へ戻った。
うねりの影響だろうか根掛かりが結構あり、5割の確率で錘が取られその半分の確率で仕掛けまで失ってしまう。結局仕掛けを6つも失ってしまった。今日も何も釣れなかった。
9/30(日)
今日は雨降りで北風も強そうで予報では11月上旬の気温だということなのであまり行く気はしなかったが昨日のサザエが1回分以上も残っていたので気力を振り絞って磯に向かった。潮見に一人上物師がいたが表磯は誰もいず貸切状態であった。
竿を準備していると雨が降ってきたので合羽を着込み、仕掛けを投入して傘を差して当たりを待った。昨日よりはかなり風も弱く、海もベタナギで竿先は暴れなかったので「当たりは見やすいな」と思ったのだが、竿先は全く動かない。
昨日よりも餌取りがいない。場所によっては何度打ち返してもきれいなまま戻ってくる。広角的に投げ分けていろいろな場所を試したら左向きが餌取りが多い、一方右側は1時間置いても無傷であった。
水はまだぬるいのだが磯ガニを見かけない。「磯は冷えているのだろうか?」夏磯から秋磯への切り替え時期で不安定なのだろうか?沖のワラサ釣りの船団もいつもより数が少ない。「沖も釣れていないのか?」9時頃から雨の降りが激しくなってきてびしょ濡れになって撤収した。
波打ち際にはときどきいいものが打ちあがっている。今日は野球ボールを2個拾った。お土産だ!
9/29(土)
今日の天気予報は小雨で北東風2,3mということだったので追い風で釣りのできる展望台下の磯に行った。しかし、磯に行くと風は2,3mどころではない。5,6mは吹いている感じであった。
竿を準備していると予報通り雨が降ってきた。大粒ではないが北風に乗って強く当たってくる。風も時々突風気味に吹いて非常にやり辛い。30分おきに打ち返してみたが先週にくらべかなり餌取りが少ない。水を触ってみるとぬるいので水温は落ちているとは思えないが何故だろう?
竿先は強風でバタバタ揺れっぱなしで餌取りの当たりなど全然わからない。寒さに耐えながら9時過ぎまで続けたが雨風が強くなってきたので撤収した。
帰り際、「武勇伝」1号の浮きを拾った。”我ら釣りキング”で紹介していた浮きだ。
9/24(月)
今日は展望台下の磯でやってみようと思い、新潟鉄工の駐車場に行くと一台も車が停まっていない。「誰もいない?今日って平日だっけ?」と一瞬思ったが、「いやいや祝日ではないか」と思い直し仕度をして磯に向かった。磯に行く途中でルアーマン2人とすれ違ったが結局それっきり8時まで誰も釣り人は来なかった。
曇りで北風が4mと強く肌寒い。海は少しウネリぎみで水は濁っていた。5時過ぎのまだ暗いうちに一投目を投げ入れた。場所のせいかそれとも水温が下がったのか昨日と打って変わって餌取りの活性が低い。サザエの柔らかい部分しかかじられない。20分
置きに打ち返してみたがあまり餌が取られず同じ餌を打ち返すことも多かった。一方で、根掛かりは多く仕掛けと共に餌もなくなってしまうので餌の消耗は意外と多かった。
8時半まで竿を出したが本命の当たりもなく納竿。撤収して駐車場に着くと停まっている車は私のだけ。釣果もなく釣り人もいず餌取りの活性も低く空もどんよりで、今日はなんだか寂しい釣りであった。
9/23(日)
天気は快晴。昨日よりはかなり涼しく過ごし易い。海は昨日よりもベタ凪。水は少しは澄んで来たか!北東風2〜3m程度。
今日も昨日と同じ磯に釣友と2人で行った。今日は久ぶりに右側の磯で竿を出してみたがベタ凪の割には根掛かりが多く仕掛けを3つも無くしてしまった。釣友がアメリカザリガニを取ってきていたので試してみた。見た目はロブスターのミニチュア版でイセエビが好物の石鯛も触手をそそられそうな感じであった。しかし、餌取りは食っているみたいであったが本命の当たりはなかった。相変わらず餌取りは激しいのだが今日は外道すら掛からなかった。8時ごろ親子連れの釣り人がやってきたので自分の場所を譲り撤収した。
9/22(土)
天気は快晴。海はほとんど気にならない程度の低いウネリが少々。水は相変わらず茶色く濁り気味。南西風2mほど。
いつものように餌屋に餌を買いに行くと、今年はずっと1kg当たり1000円で売ってもらっていたサザエが1300円に値上がりしていた。もう今年は下がることはないと言われ、餌取りが激しいこの時期に痛い出費である。
最近釣れないせいか知人の石鯛師の方々も城ヶ島に来なくなり、伊豆半島や伊豆七島に繰り出したりしている。そのお陰で磯は空いているのでライトもいらない時間帯にゆっくりと釣り場に向かうと見慣れたオートバイが停まっていた。荷物を持って歩いていくと前方に知人の石鯛師の姿が見えたので声をかけ一緒に磯に行き、左右に別れて竿を出すことにした。
もう夜はすっかり明けていたので急いで竿の準備をした。餌取りが激しそうなのでサザエの赤みもしっかり付けて、いつもの場所に仕掛けを投げ入れておいた。その後はその石鯛師と磯で会うのは2ヶ月ぶりくらいなので話し込んで手返しはかなりおろそかになっていた。
一投目の仕掛けを上げてみると何かホヤのようなものが引っかかって上がってきた。良く見ると15cmくらいのキタマクラのお腹に針がスレで貫通しており、変な姿勢で上がってきたのだった。丁寧に針を外したのだが内臓が出ていて助かる見込みはないかもしれない。とりあえず海にお帰り願った。今日は仕掛けの根掛かりはあまりないのだがそれでも仕掛けを一本、錘を3個ほどなくしてしまった。最近中国特需のせいか錘の値段が倍に跳ね上がり錘を失うことはかなりの痛手である。
予想通り餌取りは激しく、仕掛けを上げるたびに赤みがわずかに残ってくるだけである。餌を付け足して投げ入れを繰り返していると撤収時間に近くなってきた。
いつもは8時近くなると潜りの漁師の船が出陣するのでそれに合わせて片付け始めるのだが、今日は天気も良く、海も荒れていないのに潜りの漁師が出てこない。サザエ採りの通称「突っきん棒」の船だけが出陣してきた。そういえば餌屋で「もう潜りは終わったからサザエは値上がりした」と言っていた。9時過ぎまで竿を出していたのだが日差しが強くあまりにも暑いのでそそくさと撤収した。