2003年4月19日 62cm、4.4kg
 カリトの鼻に釣友4人と乗った。全員先端と本場向けに竿を出したが、一番右端に遠慮がちに出していた釣友の竿が入った。その釣友は携帯でメールをしている最中で皆に「入った!入った!」とあおられて急いで竿にかけより竿を立てたが根に入ったのか出てこない。しばらく待ってみたりあおってみたりして、最終的には針だけ戻ってきてしまった。皆「あーあ!残念!」と言って釣りを再開した。しばらくしてまた同じ釣友の竿が入った。このときも釣友は離れたところでメールをしていて皆に同じようにあおられて竿にかけよった。こんどは引き寄せられそうで巻いてこれた。足元まで寄ってきたが足場が高く引き上げられない。私がタモ網を持って下の段におりて魚を掬おうと試みたがうねりがあってなかなかうまくいかない。痺れを切らし、「道糸掴んで引き上げていい?」と釣友に確認を取って引き上げた。かなりいい型の石鯛であった。

   カリトから本場を望む(かなり荒れていた)     カリトの鼻(沖に見えるのが一級磯のカメ根)