ダイワ
シーラインシリーズとトーナメントシリーズを交互に出しています。ダイワのリールは回転の滑らかなものが多いのですが、一般的に糸巻き量に比べてスプール高が高くギアボックスが大きくてハンドルが突き出してかさばる傾向があります。
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ダイワ(Daiwa) シーライン40HSD
価格がお手ごろなので入門者向け。若干スプールが高めなので手の小さい人には抑えにくいかもしれません。使われているボールベアリングの数が少ないせいか、上位機種に比べて遠投性能にやや劣る感があります。ギヤ比は4.2:1で遠投用としては必要最低限の比率です。
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ダイワ(Daiwa) シーライン50HSD
40HSDの幅広タイプ。40HSDよりも道糸の巻き量を多くもしくは、太目の糸を巻くことができます(20号ー190m)。
・トーナメント石鯛SS30SH遠投
ギヤ比が6以上ありますので仕掛けの回収は早いです。小型でスプールの回転も良く遠投性能もかなりのものですがやや糸巻き量が少ないです。この機種と次の50の機種の中間のリールが欲しかったところです。小型の割にはギヤボックスが大きくハンドルが突き出していますのであまりコンパクト感はありません。
・トーナメント石鯛SS50
SS30SHと同様スプールの回転はスムーズで遠投性能は高いです。しかし、リール自体が大き目で重い(575g)ので手の大きなパワーのある人におすすめです。
・ダイワシーライン石鯛X40H
石鯛リールで最初にデジタルカウンターを搭載したモデルです。カウンター部も縦に表示されているためかさばりません。防水仕様ではないためメンテナンスを怠っていると直ぐに遠投性能が悪くなってしまいます。カウンターの電池は長持ちではありますが、切れると防水シールドされているためかカウンターユニット毎の交換となってしまいますので1万円以上の修理費が掛かってしまいます。新品で買ったのですが管理人も一度電池切れをおこしたことがあります。ハードユーザーの方はこの点も考慮したほうがいいと思います。
ハンドルの長さは調節不可です。
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ダイワ(Daiwa) シーライン石鯛・Z40WH
防水仕様のリールですのでX40Hほど頻繁にメンテナンスを行わなくても遠投性能は劣化しません。こちらはハンドルの長さも調節可能です。ギヤ比も管理人が最も理想的と思う4.9:1となっています。
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ダイワ(Daiwa) シーライン石鯛・Z50WH
Z40WHのワイドスプール版です。
太い道糸を巻きたいときや糸巻き量を増やしたいときに便利です。
・ダイワシーライン石鯛Z40WH遠投
防水仕様の遠投用リールということで管理人も2つほど持っていました。確かに防水仕様のためX40Hに比べてメンテナンスをしていなくても遠投性能はさほど落ちませんでした。ギヤ比が6.4:1と高いので仕掛けの高速回収が可能ですがその分ハンドルを回すには力が入ります。管理人は根掛かりを切るとき竿を一直線にして引っ張るという方法をよくやっていたせいでしょうか、2台ともリールのギヤを壊してしまいました。しかし、他のリールでは起きていないことを考えるとギヤの強度に問題があるのではと考えてしまいます。
遠投用としている割に重量があり(585g)、スイングスピードに影響してしまうのでもう少し軽くして欲しいと思います。
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ダイワ(Daiwa) トーナメントイシダイZ40
フレームの型は前機種のシーラインと似ているので同じ型を用いているのかもしれません。しかしアルミブロックからの削り出しですのでフレーム剛性は高く遠投性能に優れていると思います。フレームがアルミですので腐食に弱い傾向がありますのでこまめなメンテナンスが必要です。。
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ダイワ(Daiwa) トーナメントイシダイ Z50
パワフルで高精度な巻き上げ感を誇るマシンカット石鯛リール。
●50サイズは太糸使用での遠征、超大物用タイプ
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フレームの型は前機種のシーラインと似ているので同じ型を用いているのかもしれません。しかしアルミブロックからの削り出しですのでフレーム剛性は高く遠投性能に優れていると思います。フレームがアルミですので腐食に弱い傾向がありますのでこまめなメンテナンスが必要です。。
シマノ
シマノが石鯛リールでは始めてカウンター付きのリールを開発しました。しか、メカ式なのでリールの回転に少なからずブレーキを掛けてしまうと思います。カウンター表示は実際の飛距離とは大きく異なる場合もありますので目安程度に考えたほうが無難です。今年モデルのリールからようやくデジタルカウンターとなり、表示も縦型になったので出っ張りも少なくなりました。
・シマノチタノススピードマスター石鯛GT3000
お手ごろ価格のリールで入門用には最適です。
・シマノチタノススピードマスター石鯛GT4000
GT3000のワイドスプール版です。
・シマノチタノススピードマスタータナトル石鯛GT3000
石鯛用リールで始めてカウンターを搭載したモデルです。管理人が石鯛釣りを始めたころ、キャスティングの際の飛距離が知りたくて購入しました。重量は570gで意外と重いです。ギヤ比は5.2:1と管理人にとって理想的な数値です。
・シマノチタノススピードマスタータナトル石鯛GT4000
タナトルGT4000のワイドスプール版です。
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シマノ(SHIMANO) 03’海魂 3000T AR-B
カタログにバックラッシュ防止機構を強く宣伝しているとおり、バックラッシュはしにくいのですがブレーキがきつめなのか遠投性能が1,2割落ちているき気がしました。重量が620gとやや重くなっています。
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シマノ(SHIMANO) 03’海魂 3000 AR-B
海魂3000Tのカウンターなし版です。カウンターの必要が無い方はこちらの方がカウンターによるブレーキがなくなるので遠投し易いと思います。カウンター部の無駄な出っ張りもなく、重量も570gと50gも軽くなっています。
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シマノ(SHIMANO) 03’海魂 4000T AR-B
海魂3000Tのワイドスプール版で重量が640gあります。
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シマノ(SHIMANO) 03’海魂 4000 AR-B
海魂4000のカウンターなし版です。重量も590gと50gも軽くなっています。
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シマノ(SHIMANO) 03’海魂EV3000T AR-B
海魂リールの廉価版モデルです。タナトル時代から継承しているメカニカルカウンター付きです。重量は635gと海魂3000Tに比べて15gほど重いです。管理人はこのシリーズのリールを使ってみたことはないので飛距離に関してはコメントできません。
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シマノ(SHIMANO) 03’海魂EV4000T AR-B
海魂EV3000Tのワイドスプール版です。重量は655gと3000Tに比べて20gほど重くなっています。
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シマノ(SHIMANO) 03’海魂EV4000 AR-B
海魂EV4000のカウンターなし版です。重量も610gと45g軽くなっています。
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シマノ(SHIMANO) NEW 海魂 3000T
カウンターがデジタル表示になって縦型になったので邪魔にならずに使えます。以前の海魂に比べて遠投性能が向上していました。他のメーカーとの飛距離を比べてみても遜色ないのではないでしょうか?ギヤ比が5.2:1は理想的ですが重量が660gと重いのがきになります。
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シマノ(SHIMANO) NEW 海魂 4000T
NEW海魂3000Tのワイドスプール版で重量が683gあります。
ABU
コンパクトな作りでスプールの回転が非常に滑らかで昔から石鯛師に愛用されています。
・アブガルシア アンバサダー9000C
リールの回転はかなりスムーズです。遠心ブレーキの性能が良く、管理人が始めてこのリールを使ったとき、いままでより遠投できたのでキャスティングがうまくなったような錯覚に陥りました。ハンドルを回すとスプールフリーが解除される仕組みなのでキャスティングの時、ハンドルに触れてしまうとスプールがロックされるので注意が必要です。管理人はある寒い日に力んで遠投したときキャスティングフォームを崩して体がハンドルに触れてしまい、スプールがロックされて竿を前方の岩に叩きつけて折ってしまったことがありました。2段ギヤになっているので負荷がかかったときの巻き取り時に高速で巻けず、魚を寄せにくいときがあります。若干重量(590g)があります。
・アブガルシア アンバサダー10000C
9000Cのワイドスプール版で太い道糸を巻くときや巻き糸量を増やしたいときに使っていました。9000C同様、ドラグの締め付け力はそれほど強くなく竿を一直線にして根掛かりを切るとき一杯に締め付けても滑ります。
・アブガルシア アンバサダーNINE
とても軽い(400g)リールで遠投に適しています。それだけに耐久性に問題があります。スプールフリーのクラッチレバーのバネが折れてスカスカになってしまうことがあります。
ギヤ比は4。2:1です。管理人はローラーベアリングをボールベアリングに交換しています。9000C,10000Cは
軸受けにボールベアリングが使用されているがNINE,TENはローラーベアリングなので回転のスムーズ性は劣ります。9000Cのベアリングがそのまま使えますが高価(1個3500円)なので別ルートで入手したボールベアリングを代用しています。軽量化のためか、部品に耐久性がなく、こまめなメンテナンスが必要です。9000Cのようなスプールフリー解除機構がないので遠投時にハンドルに触れることがあってもスプールがロックされることはないので安心です。糸巻き量は9000Cと同じです。。
・アブガルシア アンバサダーTEN
NINEと同じ特徴を持ち、NINEのワイドスプール版。糸巻き量は10000Cと同じです。
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アブガルシア(Abu Garcia) アンバサダー BG 9000
ワンピースアルミスプール、ステンレスベアリング、ステンレスギア、6 枚構造のフリクションワイヤーによる強力なドラグ。
管理人はまだこのシリーズを使ったことはないのですが釣具店で9000Cと同様の特徴をもつリールと感じました。9000Cの後継機種ではないでしょうか?
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アブガルシア(Abu Garcia) アンバサダー BG 10000
ワンピースアルミスプール、ステンレスベアリング、ステンレスギア、6 枚構造のフリクションワイヤーによる強力なドラグパワー
BG9000と同じく10000Cの特徴をもつ後継機種だと思われます。
PENN
ペンの第一の特徴は頑丈であることです。ボディもドラグも頑丈で質のいいステンレスを使っているためかサビにも強く長く使い続けられます。そのせいかリールの重量がやや重くなっています。スプールの回転も滑らかで遠投に向いているリールが多いのですが回転し過ぎてバックラッシュしやすいのでテクニックが必要です。
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PENN スペシャルセネター 112H-3/0H
スプール高があり重量が重い(700g)ので手の大きいパワーのある釣り人向きです。
ギヤ比は4:1ですので仕掛け回収は遅いほうです。
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PENN ジグマスター 500L
ワンタッチでスプールの交換が可能です。
スプール高が若干高めのため糸巻き量(16号ー200m)はありますが、重量はやや重い(615g)です。
ギヤ比は4:1ですので仕掛け回収は遅いほうです。
・PENN ビーチマスター 155L
糸巻き量もあり(14号ー200m)、軽く(400g)、スプール高も低めですがスクイダーほどスプールの回転はスムーズでなく飛距離がやや落ちます。おまけに
ギヤ比が3:1ですので仕掛け回収は非常に辛いです。
・PENN スクイダー 140L
糸巻き量もあり(16号ー180m)、軽く(500g)、スプール高も低めでスムーズな回転で遠投力もある理想的なリールなのですが
ギヤ比が3。3:1というのが残念でなりません。80m以上も遠投して仕掛けを回収してくるときいくら巻いても仕掛けが寄ってこないという感覚になるときがあります。
ワンタッチでスプールの交換が可能です。
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PENN ベイトキャスティング 545GS
遠投釣りに適しているリールです。サイズ的にも適当で16号の糸が150m程巻けます。アルミスプールの回転がスムーズで糸の出が良いのですが遠投時にバックラッシュし易いのでテクニックが必要です。重量が重め(600g)なのが気になります。ギヤ比6:1で仕掛けの回収も早いです。ハンドルの長さ調整が可能です。
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PENN ベイトキャスティング 555GS
545の一回り大きいサイズです。ギヤ比は5.3:1の設定です。サイズが大きいのと重量が重め(610g)なので手の大きなパワーのある人向けだと思います。
その他
・オクマ TITUS
PLATINUM Ultima TI30
レベルドラグがユニークです。軽くて回転もよくギア比も4.2:1なので石鯛の遠投釣りに使えると思って購入したのですが、フレームバーがスプールを抑える位置に横切っているためスプールを十分押えることができず思いっきり遠投できなくて残念です。オクマのリールはABU同様ハンドルを回すとスプールフリーが解除されるものがほとんどですがこのリールは違います。