仕掛けの作り方
ここで紹介する仕掛けの作り方は7本撚りワイヤーでの作成方法であり、19本撚りやコーティングワイヤー、ワイロン等では巻きつけはできません。ここではコークスクリューを用いない首振りの捨て錘仕掛けの作成方法を紹介します。
ここでの作成法は管理人が今まで仕掛けを作成してきて確立してきた方法ですが、もっと良い道具、もっと良い方法もあるかもしれませんので参考程度とお考え下さい。ここではワイヤー37番、針石鯛タマミ16号、サルカン、三又サルカン共に1号を使用しています。
部品
ワイヤー7本撚り37番(瀬ズレ、ハリス兼用) 針(石鯛タマミ16号)
サルカン(1号) 三又サルカン(1号)
ダルマスリーブ(SS) ステ糸(ナイロン12号)
道具
管理人の仕掛け作成セット プライヤー(ワイヤーに傷をつけない様丸目)
スリーブ圧着器 ワイヤーカッター
瀬ズレの作り方
サルカンにワイヤーを通す スイベルの根元に巻きつける
根元に3回巻く 写真の様に元ワイヤーとサルカンの間から通し
プライヤーで緩みがなくなるまでしっかり引っ張る 逆巻きで7,8回巻きつける
余ったワイヤーを切る 三又サルカンにワイヤーを通す
根元に巻き始める 3回巻く
写真の様にサルカンと元ワイヤーの間から通す
緩みがないように強く引っ張る 元ワイヤーに巻き付ける
7,8回巻き付ける 余った部分を切り取る
ハリスの作り方
先端から6,7cmくらいの部分をつかみ 折り曲げる
プライヤーに巻きつけ写真のような形状に曲げる
針を通し 曲げた部分まで通す
ワイヤーを巻きつけながら同時に針のカンに通す 巻きつけながら首振りの輪を作る
首振りが動く範囲で最小の輪に締めていく 元ワイヤーの方まで巻き付ける
ワイヤーを引っ張りゆるみがなくなるまで締め付ける ハリスワイヤーの反対側からダルマスリーブを通し
巻きつけたワイヤーの先端も一緒い通していく 針のチモトまで通す
圧着器でカシメる(SSの位置を使用) カシメた後の様子
カシメた後の様子 針部分の出来上がり
ハリスの反対側を三又サルカンに通す(11cm間隔) 巻き付ける
3回巻く 写真の様にサルカンと元ワイヤーの間に通し
引っ張り上げ 緩みがなくなるまで引っ張り上げる
ハリスワイヤーにまきつける
7,8回巻きつけ 出来上がり
ステ糸の結び方
三又サルカンの空いている輪っかに50〜60cmに切ったステ糸となるナイロン12号を結びつける
写真の様に結んで 締め付けて出来上がり