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 普通自動車免許


 高校生の夏休みに取得しました。親は大学生になったら取ってもいいと言っていたのですが18才になったら取りたかったので親に黙ってあるだけの貯金で学校帰りに通える教習所に申し込み、通い始め足りなくなってから親に頼んで出してもらいました。15万円ほどだったと覚えています。

 教習中での実技はとくに問題もなくこなしていたのですが、当時視力が悪くなり始めていて仮免試験を受ける前に視力測定があり、それをパスしなくてはならなかったので直前に初めてメガネを作って仮免試験を受けました。近視を矯正したメガネをかけると全てが遠くに見えて距離感が全く変わってしまいました。
 
 遠近感が分からなくなってしまい、仮免試験では車庫入れで車をうまく収めたにも関わらず、まだバックできると思ってしまい後方のパイロンにぶつけてしまい試験終了となってしまった苦い思い出があります。

 教習所の卒業試験にパスすると県に唯一ある免許試験場に行って学科試験を受けて合格しました。当時は免許作成機が県になく、実際に受け取るには2週間ほどかかっていたと思います。



 当時はオートマチック車の普及率はかなり低く、当然教習所でもマニュアル車での練習や試験しかなく免許を取ったのですが、実家の車がその珍しいオートマチック車を保有していてそればかり乗っていたのでマニュアル車の運転が苦手になっていました。友達からはマニュアル車は運転できないんじゃないのか?とかからかわれました。その反動からか自分で車を買うときにはマニュアル車を購入していました。