小型船舶操縦士
一級小型船舶操縦士
子供のころから釣りが趣味だったのでボートが操船できると釣りの幅が広がると思いボート免許が取りたくて学生時代の夏休みで時間があるときに挑戦した。
当時は1級、2級、3級、4級と分かれており、現在のようなジェットスキー等を対象とした特殊という区分はなかった。どうせ取るなら1級でしょと思い、当時15万ほどでヤマハボート免許教室に通った。
同じ教室には同年代の海上自衛官が二人と、30代のホテルマン、40代の港湾作業員の方々が受けに来ていて皆さん仕事の合間を縫って仕事に必要な免許取得のために教室に通っていたのに自分だけ趣味で時間のたっぷりある夏休みに受講していてなんだか申し訳なかった。
座卓授業では講師の指示に従ってテキスト中の用語をマーカーでハイライトして覚えるよう求められた。海図の見方ややまあての方法なども教わった。実技授業では離岸、着岸、スラロームや落水者の救助、六分儀の使い方、ロープワークなどを教わった。炎天下での実技授業ではエンジンルームのチェックなどもあり、熱中症になりかけながら何とかこなした。
自動車免許のように教習所を卒業すれば実技試験を免除という制度がなく、筆記試験、実技試験ともに試験管が来て国家試験を受けた。実技試験では4級を持っていない人に対しては4級用の小型のボートでの試験と1級用の20トンクラスのボートの操船の2つの試験があった。
こうしてなんとか免許を取得することができたが、ボートを操船する機会が殆どなく完全なペーパードライバーである。
免許の更新
小型船舶免許は5年毎の更新が必要です。有効期限が切れる1年前から更新手続きが行えます。失効しても失効講習を受ければ免許は有効になります。車の免許のように初めから取り直す必要はありません。
色々な所で更新講習は開催されています。交通の便利なところや開催時期の都合がいいのを選んでの受講が可能です。
私が受講で利用している施設の案内によりますと
受講に必要なもの
小型船舶操縦免許
証明写真(縦4.5cm×横3.5cm)2枚
認印
めがね・補聴器(お使いの方)
更新講習受講料が
\8,300(免許発行手続きを海事代理士に以来する場合)
\4,500(免許発行手続きを自身で行う場合)
失効講習受講料が
\17,200(免許発行手続きを海事代理士に以来する場合)
\10,500(免許発行手続きを自身で行う場合)
となっています。
講習に参加すると下記テキストを受け取り、
視力測定や聴力検査、四肢の運動機能検査を行った後に約1時間の講習を受講します。(失効講習は2時間半だそうです)。
更新された免許は書留で数日後に送られてくる。