2024年 ハトポッポハンター今期1枚目の釣果。
久しぶりに休みを取って平日に釣行してみた。
磯に行くと入りたかった磯にはルアーマンがそれぞれ入っていた。
仕方なく空いていた磯に入って海を見渡すといたるところで海面が無数の小魚でざわついていた。
青物がいないせいか不思議と海鳥は見向きもしなかった。
仕掛けを入れてみると左にかなり早い潮が流れていて直ぐに竿先が曲がってしまう。
過去にいい釣果があった潮なので期待して暫らく打ち返してみるが餌取りも殆どなくさっぱりであった。
当たりもない打ち返しに飽きて来ていたAM6:30頃、ルアーマンが帰ったのでその場所に移動することにした。
持てるだけの荷物と竿を一本持って移動先の磯に行き一投目を右側に投げ入れてもう一本の竿と残りの荷物を取りに戻った。
新しい磯での2本目を左側に投げ入れたが海面が川のようにうねうねしていて早い潮が流れているのが分かる。
移動先の磯では右に流れる潮が速く、竿先がずっと曲がった状態でグイグイ暴れている。
「これじゃ当たりが分かりずらいな」と思いながら移動した荷物を整理しながら左に投げ入れた竿をみると前のほうに突っ込んでいく動きでグイグイしている。
「これは潮で引っ張られている動きとは違うぞ!竿が入っている!」
と思い竿に駆け寄って様子を見るとグイグイっと前に突っ込んで戻るを繰り返している。
次の突っ込みに合わせて竿をゆっくりと立てると何か掛かっている重量感があったので急いでリールを巻き始めた。
リールを巻いて引寄せている間、軽くなったり重くなったり左に流れたりして魚が走っているのがわかる。
何とかハエ根の間を通そうと竿を左に倒して急いでリールを巻いて
遊動を試みるがそれよりも早く潮に乗って魚が右に走る。
うまく遊動できずに魚がハエ根の後ろに回ってどこかに潜ったのか引寄せられなくなった。
テンションを緩めて待っていると少しして動き出して走り出した。
急いで竿を煽ってリールを巻きハエ根の後方で魚を浮かせて波に乗せてハエ根を越して魚を手前に引寄せた。
その後も引きが強く暴れまくっててなかなか磯際まで引寄せられなかったが何とか引き上げることができた。
体高が高くて尾びれの短い腹パンパンのずんぐりした魚だった。
銀ワサ 50cm、3.0kg