2022年 ハトポッポハンター今期6枚目の釣果。
釣り場に行くタイミングが満潮に当たり、長靴では渡れなそうだったのでウェーダーを着て釣り場に向かった。
目指していた釣り場をみるとルアーマンが竿を振っているのが見えた。
諦めて別の釣り場に向かった。
歩いている途中、ウェーダーの右足のフェルトが剥がれて歩き辛くなった。
以外に釣り人が少なく予想外に好ポイントが空いていたので入ることにした。
南西風が吹いていたので風下のポイントにピトンを打ち込み準備を始めた。
直ぐに知人がやってきて、磯の風上側に竿を出した。
小雨が降っていて、波っ気があり、南西風も強めなので波が這い上がったり飛沫が降ってきたりであまり落ち着いて釣りができる状態ではなかった。ウェーダーを着ていなければ下半身はずぶ濡れだったであろう。
波っ気と南西風で釣り始めは餌取りの当たりも分からなかったのだが、満潮が過ぎた頃から竿先に出るようなはでな当たりが出始めた。
それでも竿が入ることはなく正体不明の餌取りばかりの当たりで全然本命が回ってこない。
見える範囲の別の磯では知人2人がそれぞれ石鯛を釣っているのを知らされたがこちらの磯には魚が回ってこない。
そのうち納竿時間になってきたので、ラスト一投をジンガサでかさ増しした仕掛けを投げ入れた。
撤収準備をしていると竿がグイッっと入り込むのが見えた。
表側で竿を出している知人に呼びかけ、竿が入っていく様子を見てもらおうとしたが、知人が見たときには戻ってしまった。
ずっと見ているとまたグイっと入った。横で見ていた知人が「今だ!」というので竿に駆け寄り合わせたが全然動かず張り付いてしまっているようでびくともしない。
一度竿をピトンにおいて様子を見ることにした。チョンチョンといった魚が付いているような魚信は一切なかったが暫らくみているとグイっと突っ込んだのでまた竿を立ててみたがやはり全然寄せられない。
半分ダメかと思いながらもう一度ピトンに竿を置いて竿の近くで構えながら様子を見た。
暫らくすると同じようにグイーっと入っていくので急いで竿を掴み取り合わせてみた。
今度は、竿が起こせてリールが巻ける。「よし!浮いたぞ!取れそうだぞ!」とリールを急いで巻き始めた。
何か付いている重量感はあるのだがやけに軽い。外道か?と思いながら巻いていると手前に来たとき右に走り出した。
「イシダイに間違いない」と確信して巻いてくると手前のハエ根に引っ掛かったとき石鯛の魚体が見えた。
糸を張ったまま波が来るのを待って、波が来たとき引っ張り、ハエ根を越して魚を足元まで引寄せたところで知人に引き上げてもらった。
44cm、1.5kg