2018年 ハトポッポハンター今期20枚目の釣果。
今日の天気予報は午前中が雨で南西風8,9m、波は2から2.5mうねりあり、と最悪のコンディションであったので行くのをやめようかと思っていた。
とりあえず早朝の雨を避けて出来る場所があるか様子見をするため朝10時に釣り場に行った。磯に着くと南西風がビュービュー吹きつけ磯は飛沫でバシャバシャ洗われている。
そんな状況にも関わらず上物師が一人頑張っていたのでそこで竿を出してみることにした。
ピトンを打ち仕掛けを準備しようとしたが飛沫が飛んでくるので早速カッパを着てそれから竿をセットした。
仕掛けを投げ入れようと竿を振りかぶると、風で竿が押されて全然向きが制御できない。とりあえず投げ入れてみたが思ったとこに投げ入れられなかった。
強風に竿はバタバタあおられ、道糸も引っ張られてふけてしまって餌取りの当たりなんか全然分からない。
そんな状況の中、我慢を続けながら打ち返しているがヤドカリは素針になるのにサザエは殆どかじられない。「どんな餌取りだ?」と不思議であった。
潮が上がって来たせいか、土砂降りのような飛沫が飛んでくる頻度が高くなってきたので風や飛沫を避けるため、竿を出している場所から30mほど離れて竿を見ていた。
PM1:50、風にあおられてバタバタ揺れている竿をカッパのフード越しにぼーっと見ていると手前の竿がいきなり突っ込んだ。
飛沫で視界がかすんでいたので見間違いじゃないのかを確認して竿を出している場所まで慌てて駆け出したが、あまりにも離れていたためなかなか竿に近づかない。
「戻るなよ!張り付くなよ!」と願いながらようやく竿に駆け寄ったらまだ突っ込んでいた。
急いで竿を掴みリールを巻き始めるがやけに軽い。バレた感じは無く何か付いているようだが引きが感じられない。
「何だ?石鯛じゃないのか?」と思いながら巻き続けると左に走り出した。手前に寄せてくると足元で左のハエ根にガンガン突っ込んで浮いてこない。
「どれくらいの魚だ?」と思いながら竿をためていると小型の縞々が浮いてきた。体制を変えて一気に抜き上げた。
36cm、0.9kg