2018年 ハトポッポハンター今期18枚目の釣果。
釣り場に行ってみると北風が強くて寒い。ピトンを打つ前にまず急いで合羽を着て防寒対策をした。
仕掛けをセットして、右の竿は船道にひょいと投げ入れたが風の影響で思っていた場所よりもやや左に行ってしまったがそのままにしておいた。左の竿は追い風に乗せて遠投して引っ掛かるところまで仕掛けを引きずってきておいた。
餌取りの活性が低いようで竿先にでる当たりは見られない。3,40分ほど置いていたのでそろそろ打ち返そうかと思っていたAM6:00ちょうど頃、先客のルアーマンが「掛かっているよ!」と叫んでいるので右の竿を見てみると「グイグイ」と海面に向かってもんでいる。
慌てて竿に駆け寄って竿を掴み取りあおってみたがスッポ抜けてしまった。
がっかりしながら、「魚が小さいのだろうと思い針を小さいものに取り替えながら、左の竿を見てみるとAM6:10頃、少し竿先がお辞儀して突っ張っていた。
「あやしいな?」と思いながら見ていると直ぐにグイグイと入っていったので竿を掴んであおった。
手ごろな重量感で竿先が起きて来る。リールを巻くとゆっくりと引寄せてくることができた。途中、左に少し横走りしたので「石鯛であってくれ!」と願いながらリールを巻き続けた。
ところが、10m程手前に少し頭が出ているハエ根があり、その手前まで寄せてきたときに仕掛けか魚がどこか引っ掛かってしまい引寄せられなくなってしまった。
あおっては緩めてを繰り返すがびくともしない。糸を緩めず引っ張らずにしておき、魚が根掛かりを外してくれるのを待つことにした。
時々「クンクンッ」と魚信があるが根掛かりは外れている様子はない。もう少し待ってみると大きく「クンッ」と当たったあと「グイッ」と引き込んだので大きく竿をあおって急いでリールを巻くと根掛かりは外れたようで魚が引寄せられるようになった。
足元まで引寄せると黒と白の縞々の魚の姿が見えた。
周りを見渡しても引きずり上げられそうな磯が無かったので道糸を出来るだけ巻き込んで一気に抜き上げた。体高もあり、厚みもあるバランスのいい形の石鯛だった。
44cm、1.8kg