管理人今期6枚目の釣果。
48cm、2.2kg
今日は南西風が強く表磯は断念。風裏で竿を出すことにした。
強風に吹かれながら飛沫や波を被りながら苦労して竿を出してはいたものの、7時を過ぎても当たりはなく半ばあきらめかけていた。
右側に出している竿を見ながら竿が入るのをイメージトレーニング(妄想?)していた7時20分。ふと期待していなかった左の竿を見ると仕掛けを投げ入れた方向とは少し違う向きの足元に突っ込んでいるではないか!??。近づいて竿の横から覗き込んで見てもやはり入っている。「風や波で道糸が寄せられたにしては竿が曲がり過ぎてなおかつ戻らない。
竿をつかんで煽ってリールを巻いてみると手前の海中にあるハエ根に道糸を食われているらしく、くの字に道糸が曲げられていて、少しは寄せられる感じがあったがそのうち動かなくなった。少し緩めるとハエ根に食われている道糸のテンションが緩んだとき独特の「クンクン」と戻る感覚があった。竿を色んな方向に煽って道糸の引っかかりをとろうと試みるが全然外れる様子もない。竿を持っていても魚信は感じられなかった。
「あーあ!ダメか。取れないか。」と思いながらも竿をピトンに置いて元の位置に戻りしばらく様子をみることにした。
すると直ぐに竿が再度突っ込んで止まった。「走ったか?」と思い竿に駆け寄り竿を掴んであおってみるとまだ引っかかっている様子であったが何度があおると「カクンッ」と外れる感覚があった。「よし!取れそうだぞ。」と慌ててリールを巻き始めた。
柔らかい竿に掛かってしまい、更にハエ根だらけなので引きを楽しんでいる余裕もなく、竿を思いっきり立ててポンピングをしながらがんがんリールを巻き寄せてきた。
足元に引寄せてくるとそんなに大きな魚ではないことが分かったので磯の上に一気に抜き上げた。
体高があまりなく、細長い魚で腹もそんなに出てなかったが、全体に厚みがあったのでこの長さでこの重量があった。