46cm、2.29kg
今日はあいにくの雨降りでテンションも低く釣り場に行くと追い討ちをかけるような強風が正面から吹いていた。いつも投げている場所は真正面で強風と対峙してしまうので釣りにならない。しばらくは別の場所で竿を出すことにした。
どこへ投げても仕掛け回収の時は何段にも海草が掛かってきてへとへとになる。たまたま餌が無事で上がってきてもかじられた様子もない。AM7時過ぎ、風が緩くなったので逆風のポイントに仕掛けを投げてみた。50mほどしか飛ばなかったがこの風では上出来なのでそこに置いておいた。
AM7:35、餌を換えようと竿をあおると案の定海草が掛かっている。あおってもはずれないので竿を一直線にして引っ張るとゆっくり引っ張ることができ、大きく竿をあおるとゆっくりと竿が起きて来る。これはまた大物の海草が掛かっているなと竿をためながらリールを巻いているとしばらくして少し軽くなった。しかし、まだ重さがあったので「大部分の海草は外れたな!でもまだ少し付いているな」と思いながら巻いてると、少し底の方へジワーっと重くなって引っ張られるような感覚がある。また別の海草が掛かったかと思いながら巻いていると、今度は少し左に寄っていくような感じである。「おかしいな?海草ならそろそろ海面に見えてもいいんだがな?」と思いながら巻いていると。10mほど先でシマシマの物体が浮いた。「オー!石鯛が掛かっているではないか。小さいけどとりあえずやったー」と思いながら、初物なのでバレないように慎重に低い所へ寄せ抜き上げた。磯に上げると長さはあまりないが肉厚であった。経費削減のための管付きムツ針でも釣れることが証明された。カンヌキをがっちりと捕らえていた。