以外に大きかった。 56cm、3.6kg

 この日は3時前から磯に入り準備していたが、朝から雨でその上蚊に刺されっぱなしでコンディションはよくない。安房崎表や裏に竿を出していたが餌取りもあまりなく7時近くになっても誰も釣れない。
 AM6:50、安房崎裏に出していた竿の先がバタバタと動いた。波か?と思ったがしばらく動きを見ていて魚の当たりだと確信したのでとなりに居た釣友に「入るよ!」と言った。その直後、「ぐっ」と1m程入ったので竿に駆け寄った。竿は入ったままだったがガブる様子もなく止まったままなので持ち 竿にして魚信を感じているとつんんつんとした当たりのあと竿を引っ張るように持っていった。
 竿を大きくあおってリールを巻き始めると直ぐに根掛かりしたようになって動かない。竿を大きくあおってみるがびくともしない。道糸を張ったまま手持ちに して待っていると「クンクン」と魚が付いているのが分かる。もう一度あおってみるがやはり竿先は起き上がってくる様子もない。そのままさらに竿を持って待っているとしばらくしてクンクンという当たりのあと少し持っていくような感触があったので糸の伸びを取って大きく合わせた。するとゆっくりと竿先が起きてきた。
 リールを巻き続け、近くまで寄せてきたが右の方に走って前方の根の間に誘導できない。あきらめて根際に寄せて、前の根に降りていって引きずり上げた。ワイヤーを掴んでGET!この時期にしてはめずらしくまだ腹が膨らんでいて以外に型のいい石鯛だった。