大 51cm、2.5kg、小 47cm、1.8kg
 AM4:40安房崎裏に投げていた竿をみると竿先が少しお辞儀している。波が荒れていたので曲がることはあるが曲がりっぱなしで戻らない。「怪しい。怪し い」と思いながら見ていると「グッ」と1m程入った。慌てて竿に駆け寄ったが竿は戻ってしまった。しばらく待っていたが時々ツンツンと動くだけで一向に入 らない。竿を手持ちにして気配を感じているとやはりツンツンと動くだけである。ゆっくり竿を立てると魚は付いているようで重量感がある。思い切って大きく あおってリールを巻き始める。軽いが魚が掛かっているようである。近くまで巻いてくると右に走り出した。前の根の間を通そうと誘導したがダメそうだったの で根を越す方針に切り替えた。前の根の際まできたので一回軽くあおって根の上に乗せた。道糸を張り根に引っかからないようにして波が来るのを待った。大き 目の波が来たので利用して引っ張り、水たまりへ魚を誘導してGET!したアゴの奥に針が食い込んで取れなかったので仕方なくワイヤーを切った。

 AM5: 45安房崎表でツンツンと竿先が動いているのが見えた。波かと思って近づいたが波とは違う動きで明らかに魚が触っているようである。また戻ってみていると やはり1mほどぐいっと入った。しかしこれもまた戻ってしまった。1匹目と同じように竿を持って待ったがクンクンと動くだけで走らない。しょうがなくこれ も竿を大きくあおってみた。魚は付いているようで重量感がある近くまで巻いてくると離れの根に向かって走っていく。右側へ誘導しようと引っ張ったが行く気 配はない。去年ばらした光景が目に浮かぶが強引に引っ張って波にもまれた中に石鯛が見えた。なんとかハエ根を波に乗せて乗り越え足元の深みまで引き寄せ た。波が大きくなかなか左のワンドまで引き寄せられなかったが浮かしたとき針がカンヌキにしっかり掛かっているのが見えたので強引に波に乗せて磯上まで引 き上げ降りていってワイヤーを掴みGET!まあまあの型であった。