44cm、1.7kg
最近全然釣れないのでへたな鉄砲も数打ちゃ当たるで3本竿を出して色々さぐってみた。しかし、AM5時過ぎに小型のサメが一匹釣れただけて餌取りもなく7時まで釣れる気配もない。安房崎にいる釣り仲間がアジを釣っているという情報があったのでアジをもらいに行って戻ってきて竿を上げようとすると左側に投げていた竿が根掛かりしていた。道糸を手で掴み引くと重いな
がらも少し動いたので再度竿を持って巻くが少し巻けた後また根掛かりしてしまった。再度道糸を手で掴み引っ張るとまた重いものが引っ張って来られる。また
竿を持ち直し道糸を巻き始めるとかなりの重量物が付いている感じであった。
巻きつづけていると道糸が右に動いていく。???「ん?この動きはもっ
もっも、もしかして石鯛が掛かっているのでは...」と思いつつ巻きつづけていると段段、引きも感じられる様になってきた。期待していたものが現実味を
増してきた。足元に引き寄せて来ると水面で待望の魚体がヒラを打った。「石鯛だ!」、「おー石鯛だ」、「これ
は石鯛だ!」、「まぎれもない石鯛だね!」、と一人独り言を言いつつ、慎重に、慎重に(バラシの連続だったので今までで一番慎重だったかも)ゆっくりと磯際に寄せて引きずり上げられそう
な場所を探して波に乗せて引きずり上げた。
釣り上げるまではあまり引かなかったがストリンガーに繋ぐと活発に動く元気な石鯛であった。