41cm、1.5kg

 AM5:40にヒット。それまで餌取りがなく、うねりのせいか錘がゴツゴツ転がるような穂先の動きがずっと続いていたので餌取りの当たりと判別するためなにげなくボーッと見ていたとき、前当たりもなく一気に入った。

 横向き気味にピトンに掛けていた竿の穂先が1.5mほど一気に引っ張られ、そのままガブり始めたのであわててしまった。
 尻手ロープを外すのも忘れて慌てて合わしてからリールを巻いている途中にかなり軽くなったので「バラしたか?」と思ったが巻くのをやめるとカワハギのようにプルプル引いたり横走りした。

 80m程遠投していたのだがオネガマ(足場がやや高い)なのでのんびり巻いていると一度、錘が岩に引っかかるような感じでそれ以上巻けなくなってしまった。

 あせったが、すぐに緩めると、沖に走り出して魚のほうで根掛りを外してくれた。その後、正体も分からす、カワハギを釣るような感覚でゆっくりと寄せてきた。

 近くに寄せてくると縞が見えたので安心したが磯に上げてみるとかなり小さい石鯛であった。オネガマでの遠投で初めて釣った石鯛で、イシガキダイのように体高のある石鯛だった(サンバソウに近かったのかも...)。