今期城ヶ島全体で初の釣果 48cm、2.0kg
例年城ヶ島の石鯛が釣れ始めるのは5月からなのですが、毎年一番に釣ってやろうと思って4月の初めから通っています。この日、石鯛釣り4年目にしてようやく願いがかないました。
ゴールデンウィーク初日で釣り場は混んでいるだろうと思い、まだ石鯛が上がっていないこともあり、ゆっくり行くことにしました。7時ごろ磯に行ってみる
と案の定、知り合いの石鯛師が安房崎、東、オネガマと陣取っていました。東の左側が空いていまし
たので了解をもらってそこで釣りを始めました。
無風状態なので気持ち良く遠投ができ思いっきり遠くへ投げ入れることができました。このポイントは海草の茂りがきつく、仕掛けを上げるときや巻いてくるたびに海草がからんできます。
午前8時40分頃、2本出していた竿のうち右側の1本のほうを見ている時、何か左のほうで動いた感じがしたので振り返ってみると左側に出していた竿が真中くらいから曲がって竿先が踊るように上下しています。
石鯛釣りを始めて4年目にして初めて自分の竿がガブルのを目撃して、慌てて竿をピトンから外すと同時に大あわせを入れ、そのままリールを巻き始めまし
た。尻手ロープを外す余裕もなく釣友に頼んで外してもらいました。道糸を巻くとかなりの重量感です。しかし、根掛りしたように動かず竿を思いっきり立て
るとジワーっと起きてきますが引きは感じられません。何とかリールが巻けるので必死に巻いているとフッと軽くなりました(後で絡んでいた海草が外れた
んだと分かった)。
「バレた!」と思った瞬間、今度は引きが感じられるようになったので魚はまだ付いているなと分かり、リールを巻き続けました。サメかなと思いつつ足元まで寄せましたが岩の影に隠れてよく見えません。釣友が水際まで降りていてくれて瀬ズレを掴んで引き上げてくれました。なんとこれが2000年城ヶ島の磯釣りで
釣れた一番初めの石鯛でした(もっと早くに釣れたのをご存知の方がいましたらぜひお知らせください)。
その後、隣の釣友にも外道ですがクロダイが釣れましたので一緒に記念撮影を撮りました。